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KIKOKU Empowerment Seminar vol. 1


「帰国子女」として経験してきたモヤモヤ感を周りの帰国子女の友人に話してみたところ、意外とみんな同じような想いをしていることに気づいた私。(詳細はコチラ)とりあえず、興味を持ってくれそうな人に声を掛けて「帰国を元気にする会」を催してみることにしました。 ここではそのレポを記録しておきます。(3月に開催したvol.2の開催レポはコチラ) 開催日時:2016年1月24日(日)10:00〜12:00

開催場所:国際文化会館 参加費(会場費として):社会人2,000円、学生1,000円 ★参加者はどんな人たち?どんな雰囲気? 7名の参加者のうち5名はいわゆる「帰国子女」、つまり18歳までの間の何年か保護者の海外勤務等の理由で国外に在留していた人達でした。在留年数や在留先、帰国時の年齢などは様々、年齢や職業・教育歴も異なるのに、分かり合えることが多かったのが印象的でした。 「帰国子女」ではない2名もお子様がmixed/doubleだったり、もとより帰国子女が多い環境にいる方々だったりしたため、全員がそれぞれの想いを自由に共有でき、良い雰囲気でした。 ★どんな事をしたの? グループ設立の経緯を少しお話した後、そもそも「帰国子女」の定義はあるのか?この30, 40年で「帰国子女」のイメージがどう変わってきたのか?というお話をしました。また、社会学の研究から見えてくる「帰国子女」のステレオタイプや、日本社会における「帰国子女」の微妙な位置づけ、(Adult) Third Culture Kidsという概念についてもご紹介しました。それをもとに、参加者が日頃抱えているモヤモヤした想いを共有しつつ「帰国子女」の強みを活かせるような活動として今後私たちに何ができるかを話しました。

★参加者の感想

・社会人になり、また大学時代とはちがう世界でのギャップを感じ適応する難しさを日々思っていたところだったのでとても良かったです。また、同じようなbackgroundをもつ方々と会えてよかったです!

・日常の仕事の中では帰国子女に出会うこともないので、今日はこうして社会人の先輩で、なお同じように感じている方とお話する機会があって良かったです。ありがとうございます。

・帰国について色々と調べてくれてfactsとして学べてよかったです。メンバーも増えてどんどん協力者を増やしていけたらいいなと思いました。 ・これからの日本社会が直面していくだろう色々な側面が見えてきてとても興味深かったです。これはリサーチとしても面白いです。 ・前回(食事会)と比べて机で議論できたので進展があったなぁという感じです。そして、研究結果を先に聞けたのでアイディア・考えがスパークされて、すごく良かったです!

★参加者が日頃、「帰国子女」に関してモヤモヤしていることを聞いてみたら、こんな回答を頂きました。

・どのように生活し、どのように話すべきなのかなど正解が分からない

・何を求められているのか分からない(会社で)

・Everydayあります! ・協調性がないことをダメと思われる ・日本育ちの人に理解されない

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